一升瓶ワインバカ

山梨のワインと共に

国産ワインコンクール

 去る8月7日に、第7回国産ワインコンクールの結果が発表されました。国産ワインコンクールは日本で最も大きいワインコンテストです。
 山梨県民にとって、気になる甲州種ワイン(辛口部門)の結果は、金賞で第1位に、中央葡萄酒(勝沼)の「グレイス グリド甲州」、金賞第2位に同じ中央葡萄酒の「グレイス 甲州菱山畑」という、同じワイナリーが1,2位を獲得する結果になりました。
 中央葡萄酒は、銀賞14位にも「グレイス甲州」が入賞、この「グレイス甲州」は、昨年の同コンクール甲州種辛口部門で第1位に輝いたワインで、今年の「第12回ジャパンワインチャレンジ」の甲州種ワイン部門でも第1位を獲得。甲州種ワインでは、中央葡萄酒のワインは、頭一つ他のワイナリーをリードしていると言っていいでしょう。
 他のワイナリー(サントリー、メルシャン、マンズなど大手ワイナリーは割愛させていただきます)の甲州種辛口では、ベスト10に、フジッコワイナリー(勝沼)と丸藤葡萄酒(ルバイヤート勝沼)が各2アイテム、本坊酒造マルスワイン、石和)、ダイヤモンド酒造(シャンテ、勝沼)も入賞しました。
 フジッコワイナリーは、佃煮で有名な食品メーカーで、ワインは50年前から山梨で造っています。ワインの品質では定評がありますが、佃煮のイメージがあるので、社名を変更したい、との声も。丸藤葡萄酒は、いち早く国産葡萄100%を提唱したメーカーで、どこよりも早くヨーロッパの高級葡萄品種を山梨で栽培したメーカーです。本坊酒造の親会社は、「桜島」で有名な鹿児島の焼酎メーカーで、永く山梨のワイン業界をリードしてきました。ダイヤモンド酒造は、山梨のワイナリーの若手経営者が集まる「アサンブラージュ」の一員で、このグループは今後注目です。
 甲州種中口・甘口部門は、銀賞第1位(金賞該当無し)に大泉葡萄酒(勝沼)「香り甲州」が選ばれました。大泉葡萄酒は、勝沼町が明治10年、ヨーロッパにワイン留学に派遣した2人の青年の一人土屋龍憲氏が設立したワイナリーが前身。一升瓶ワインにも力を入れる老舗です。2位にはフジッコワイナリーが入賞。
 紙面の関係で今回は甲州種のみの紹介になりましたが、赤ワインでも健闘が光りました。詳細は「国産ワインコンクール」で検索してみてください。